レポ:GAMMYスクール!その2上り坂編

公開日:24-04-26

ご参加の皆さんは、当店第1コースへの導入となる、コブやギャップだらけの上り坂をこの日何十回、走ったことでしょう。最終的には「アクセル全開走行」するらしいですがw、それはいくつもの段階の先にありました。後輪を路面から離さず舐めるように走ったり、ギャップ前でアクセルオフして路面を受け流した時の身体の揺れ方向を確認したり、前輪がギャップの勾配にさしかかったらアクセルオン、と同時に意図的に足裏で押し込んだり。後輪が落ち込むところで足裏を踏み込み続けるとやがてフロントアップ状態で前輪はギャップをワープしていくそうで、その様子はきっと午後の部へと続いたことでしょう。

ここでスクール初めに、人馬のポジションに時間をかけた理由が分かります。「膝が抜けない」体勢を取り車体の形状をガイドにして膝下を万能につかいながら馬上でどう身体を使うか、そしてある人にはより優位に攻めこむよう、ある人には動作の遅れから怖さを感じないよう、一人ひとりにあわせたアドバイスが続きます。
「GAMMYならこの坂をどう乗るか」の生徒の声に応え、お手本を見せて下さいました。スピードがのるほどに動作は速く短く、全開になると挙動一つ一つの点がなめらかに集合し流線となって駆け抜けます。そのスムーズな走行にみな感嘆。

レッスン後に軽く当店「第2コース」を周った大神選手、「ここは難しい所が沢山あって好きだなーー今度はこっちで色々やりたいなーーー」とコースを絶賛してくださいました。またぜひGAMMYスクールを開いていただきましょう〜 それぞれのレベルに合わせてご指導いただけます。むしろ初心のほうが、今後にかかわるポジションを正しく吸収できそうです。
が、物腰の柔らかいGAMMYに騙されてはいけませんw細やかな視点にプロの狂気の片鱗を垣間見ました。ライディングの奥深さをリアルにダイレクトに感じる、それだけでも価値があります!
次回、ぜひ。

(なおこのレポートは経理係が午前中お邪魔して書いたもので、誤った受け止めをしている可能性もございます。正しくは、ぜひGAMMYスクールへ)加茂小夜ちゃん、ご縁をありがとう!