ディーラーゴールドトレーニング

公開日:23-12-23

KTMハスクGASGASディーラーのメカニック最高位、ゴールドトレーニングを受けてまいりました。

現代のほとんどの車両に使われているEFI、電子制御燃料噴射システムがトレーニングの中心です。
インジェクション装置と言っても様々なセンサー(入力機構)やアクチュエータ(出力機構)があり、それぞれどんな機構をもちどう動きを決めているのか。
そして「不具合に対し診断機を繋いでエラーを読み取り部品を変える」という一連の作業では、自己診断システムが過大評価されていることを意識しなければなりません。物理的に配線が切れていたり、ECU エンジンコントロールユニットが間違った信号をだすこと(ECUは自身が壊れていることを認識できない)もあり、それを見落とさないためにはセンサーの仕事やアクチュエータの配線図などを読みとる深い知識が必要です。
ケイヒン、BOSCHのセンサーやアクチュエータの機能、配線図内のピンの調べ方、センサーの回路図と電圧値と抵抗値の実測と基準値の調べ方など講義と実技を3日間繰り返し、不合格も多い4日目の試験には無事合格いたしました。このような深いトレーニングができる恵まれた環境に感謝をし、皆さまへのご対応に活かしてまいります。
#メカ日誌 ダイスケ