まもなく納車 2024KTM250EXC

公開日:24-01-24

一新250EXC

GASGASとの違いが明確に!

24年モデルでは、KTMと GASGASのコンセプト、キャラクターがはっきり違ってきたことがよく分かります。
よりシート高が高くなり大柄に見えるせいか、店内でも目を引く納車間近の24年KTM 250EXC 。99%の部品が一新されたといわれています。
エンジンはTBI(スロットルボディインジェクション)になり排気デバイスを電子制御にすることにより、よりパワフルに進化しました。
フロントフォーク、リアサスともに調整にマイナスドライバーは不要。瞬時に手で行えます。
そしてKTMはフロントフォークに、クローズドカートリッジを採用、バネレートが1段階硬くなりました。ハイスピード高荷重用です。近年は柔らかな傾向にあったのですが。
これによりハイスピードのコーナーや大きなジャンプなど、サスが大きく貢献します。ボディーワークと操作もより必要となりトップライダーや熟練のライダー向きになってきたと言えます。クローズドは手軽にはオーバーホールはできませんので、お店にお任せください。ボディワークを活かすためシートも硬くなっています。
新たに設計された燃料タンクは形状と給油経路に特徴があり、通常の車体の姿勢では残り3リッターを使い切ることはできません。ウィリー走行や斜度のあるコースなどを走ると、消費が進む形状になっています。
サブフレームは軽さを求め一部樹脂やアルミを採用。GASGASは従来通りクロモリスチールです。
GASGASもKTMと同様の変化をとげているのですが違いも大きくあります。1番大きな違いはリンク式サスです。しなやかな乗り心地でしっかり座ることができ、アクセルをあけるだけでグリップ力と走破性が生まれます。このGASGASの乗りやすさは、決して初心者向きというわけではありません。シビアに技術をあわせ人馬一体となったKTMなら最強の速さを発揮しますが、GASGASのリンク式サスは一刻一瞬変化する路面を技術でなく車体が処理するので、トップライダーまで広く岩場やガレ場の多いハードエンデューロなどで扱われています。最高の速さを求めるならKTM、神経を使わず身体もラクに長時間ファンライドをするならGASGASです。
また丸太越えにフロントアップやトライアル的な扱いをするにもリンク式がオススメです。